事業分野

患者の幸せのためのヘルスケアビジネス、医師の視点で創りあげる新しい医療文化を目指しています。

主たる関心と事業分野は:
①医療IT、医療情報の基盤整備、
②ヘルスケア分野のマーケティング
③ヘルスケア分野の新規事業開発

■ Yang HaoーYung ( 楊浩勇 ) ■■■

【略歴】:日本国籍、シンガポールの永住権を持つ。神戸にて三代目華僑として生まれ、中学高校はシンガポールに留学。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学眼科学医局に入局。その後慶應医学部医療政策・管理学教室、慶應大学院経営管理研究科、慶應大学院経営管理研究科特別研究生を経て、医療系ITベンチャー(株)メディカルデータ・リサーチを立ち上げ、マイクロソフト社等の出資を得る。その後ソフトバンクと米医療情報最大手WebMDに全株を売却。WebMD Japan取締役、日医総研客員研究員、Harvard School of Public HealthのResearch Fellowと、Harvard Business SchoolのRegina Herzlinger 教授に師事。帰国後、グループの関連事業への出資と管理を目的として(株)MHLを設立。

MHLのグループ事業は以下の通りです:

(株)メディウェブ

【医療分野のクラウドコンピューティング、ASP/SaaS開発、ウェブ関連事業】

(株)アイエフ・メディカル 

【健康関連の新規事業開発、サプリメント等商品開発と販売】、

(株)メディカル・ソリューション・サービス

【電子カルテなど医療系ソフトの受託開発】

医療法人健究社


その他役職:

■慶應義塾大学医学部客員講師

■福島県立医大医学部客員講師

■NPO法人Fight For Vison理事



【連絡先】 メール: yang@hci.jp 



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8.30.2009

スウェーデン




今、ヨーロッパの北極圏にも近い北欧の国、スウェーデンにいます。

直行便が無いので、日本からロンドンのヒースローまで12時間。ヒースローからさらに2時間ほどのフライトでスウェーデンのストックホルムに。日本を出てから、乗り換えの待ち時間を入れて、16時間かけてスウェーデンに(遠い!)

慶應の薬理学教室の安井教授と、慶應-カロリンスカ大の提携に関する打ち合わせのために来ています。安井先生は、慶應医学部卒業後、スウェーデンの大学院でPhDの学位を取得。カロリンスカ大学が第二の母校です。カロリンスカ大学は、日本ではあまり知られていませんが、ノーベル化学賞と医学賞を選考する機関として知られており、医学含めた科学研究では、世界で最も先端を行っているところです。

安井先生の手柄?として、カロリンスカ大学と慶應大学の大学院が、単位を共通化することになりました。慶應の大学院生がカロリンスカ大で取得した単位は、慶應でも認められることになり(その逆も)、双方の国際交流、海外留学や研究が一気に加速し始めました。同級生ながら、素晴らしい取り組みだと嬉しく思います。



昨夜、遅くにストックホルム空港に到着し、今朝、現地時間の朝8時から安井先生と、なんと早朝マラソン。

安井先生は毎日欠かさず朝走っています(笑)。海外出張した時も・・・・。8時に待ち合わせしていたのですが、なんと、安井先生は、僕と待ち合わせする前にすでに一時間約10kmを走ってきたそうです。




大学の近くにある湖畔を1時間ほどランニング。

「スウェーデンは美人が多い」(安井先生談)。走っていて、すれちがう女性ランナーはみな美人で、足がながくて・・・

その後の、朝食は美味しかったです。

8.28.2009

朝トレ

「なまけもののぼくがうまくいく55の法則」を読んで、軽い「ノリ」で始めた朝トレですが・・・・

ついに、一日の休みもせず、継続できました。

大げさですが、「自分の人生を変える10日になった」というほど、大きな収穫がありました。

体が少しトレーニングをして「健康的なった」ということだけではなく、

自分のマインドをコントロールする方法との出会い(モチベーションアップ)、コーチングに対する考え方、トレーニングや体の老化・退化現象から気づいたビジネス等スキルの老化・退化の問題、保有能力と発揮能力について、体も各種スキルも体幹(基本、土台)が大事であること、、、などを学びました。

何よりも、自分が「なまけものの」で三日坊主だったのではなく、内的動機付けと外的動機付けの付け方を工夫させすれば、困難な訓練でもなんとか乗り越えることができるという自信につながりました。

10日間、付き合ってくれた、鈴木悟くんには、感謝、感謝、感謝です。

9月20日、後楽園ホールでの試合を応援に行きますので、、、もし、良かったら、一緒に応援に!!

かーーーーと、血が燃えますよ!

ちなみに、10日を過ぎた、今日も、、、「早起きのくせ」で6時に起床。6時45分から一人でのトレーニングをしちゃいました。

8.23.2009

恒例のプライベート花火大会

昨夜(土曜22日)、千葉の稲毛の検見川浜公園で、プライベート花火大会を楽しみました!

約20年ほど前にBBQのついでに、始まった花火ですが、僕が海外にいる時を除いて、毎年開催。特に帰国後からは、プロの業者に依頼して大型花火を上げています。神宮クラスの花火をプライベートであげるのは痛快です(消防署、警察署、地元にも申請、及び連絡をしております。。。)地元のPTAなどからも、励ましとエールをいただいております(^^)。

僕は、4時半ごろから、後輩数名と、公園内の場所を確保し、6時ごろからプロの花火師たちが大型花火の設置準備を。

6時半ごろから少しづつ人が集まり始め、7時ごろから子供達が楽しめる小さな花火を楽しみました。

予定よりも、少し遅れ、7時50分ぐらいから大型花火を。

毎年、大型化しているのですが、今年も、気合いを入れて、さらに、大型化!!!



今年は、僕の友人知人、会社関係者、約300名ぐらい?(カウントしていないから??)、が参加。



毎年、花火大会の主催を通じて、学びもおおくありました。

・継続すること。

・参加費をとらずに、楊個人とスポンサーを募って費用を負担し、当日の手伝いはボランティア。これって、理念無くして、できません(ちょっと、大げさですが)。みんなに楽しんでもらおう、みんなが「あ~、夏の思い出だ!」と喜んでもらえれば。

・参加料を払った人、いない人、誘った、、そうで無い人。知っているひと、たまたま公園にいて見たひと、、、、花火は僕一人で見ても、みんなで見ても同じ大きさの花火を打ち上げるのには費用は変わりません。でも、一人でもおおくの人と、喜びをシェアできるほうが、喜びの度合いは多きくなります。「一人ではなく、喜びをシェアすることで、さらに幸せが増える法則」・・・・簡単なことですが、気付かされます。

来年も、許可がいただければ、8月末の土曜か日曜に、実行しますので、ぜひ、参加ください。


後輩達から、お誕生ケーキと、お花をいただきました!

シアワセ!

8.16.2009

診療とICT

昨日は、久しぶりに診察をしました。

白衣を着て、患者さんと接すると、「あ~、自分は医者だったんだ~」と思い出します(笑)。最近は、ミーティングルームで過ごすことが多くて。。。。

診察をしながら、どういうところに、最近の最新のICT(インフォメーション&コミュニケーション、テクノロジー)が医療現場に活用できるか・・・???、、、という可能性について、考えるようにしています。

診療現場で、医師の仕事はまだまだICTを活用するところがあると実感しています。

そして、製薬企業や医療関連企業と、診療現場を 「結ぶこと」によって、いろいろな可能性が生まれます。

アルトマークは、医師、薬剤師、病院、クリニックと、医療関連企業を結ぶことができる、唯一の企業ではないでしょうか。


僕が、電子カルテを作るきっかけは、大学関連の病院で勤務医をしていて、診療のデータベースがあれば、どれだけ医師の仕事が助けられ、患者のためになるか?ということでした。

電子カルテを作り、それだけでは、入力するインセンティブ、メリットがなくまた、レセコンに二度入力する手間が生じるので、レセコンとの接続が必要となりました。でも、医療情報が標準化されていなかなった90年代は、各社レセコンメーカーとのレセコンとの接続はマスターの問題で実現ができず、結局自分たちで、弱小ベンチャーがレセコンまで作ることに。

そのあと、医療情報の標準化ということが、ぼくの大きなテーマのように思えるようになりました。

医療情報の標準化が進み、ウェブを使ったICTの劇的な進歩、ウェブ2.0的利用、クラウドという概念、、、、今、もう一度、夢をもう一度、大きな白いキャンバスに描いて見る時期にあるのだと実感しています。15年前に、想い描いたけど、実現できない、不可能であったことが、今、できるような気がしてきています。


ベンチャー企業における管理職

リーダーと、一般社員の違いはどこにあるのでしょうか?

会社でサラリーマンの経験が少ない僕にとって、会社組織の仕組みというのは、とても苦手意識(これもコンプレックスや不安に近いものが・・・)があります。・・・・苦手意識があるので、本屋さんでも、会社組織に関しての本に自然と手がいきます。

先日買った本から、内容の一部をピックアップさせていただきます。

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リーダーとは、ここでは会社のマネジメント層(①トップマネジメント=社長・役員層、②ミドルマネジメント=部長・課長層、③ロアーマネジメント=係長、主任層)のことをいいます。

リーダーの基本的な役割は、5つあると思います(本では、4つですが):

(1)業務目標の達成:目標達成がリーダーの責任。

(2)職場力の強化:リーダー自身や、個々の構成員の個人の力だけでなく、職場を束ねて、チーム力を向上。

(3)部下の育成:部を育て、任せることで、リーダー自身がさらに高度な仕事に取り組める。

(4)上司の補佐:

(5)情報・気持ちの伝達: 会社全体の方向性を部員に伝え、現場の重要な情報を経営陣に上げる。


一般的に、社会人に求められるスキルは①ヒューマンスキル、②テクニカルスキル、③コンセプチュアルスキルの3つのスキルが必要です。

一般社員と比べて、リーダーは、テクニカルスキルに長じているのは、当然期待されていますが、良いリーダーとして評価されるには、コンセプチュアルスキルが特に大事です。

コンセプチュアルスキルとは、経営に関わる問題解決力。問題の本質を見極め、総合判断し、意思決定していく能力です。ローアーマネジメントでは、少なくとも最低「問題発見能力」が必須です。ミドルマネジメントクラス(部長)以上では、その問題の持つ根本的な要因、即ち課題形成、そしてその課題の解決策立案・実施・検証ができなければ、良い部長にはなれません。

そのうえで、人望の厚いリーダー、経営陣から信頼の厚いリーダーになるには、さらにヒューマンスキルが求められます。

ヒューマンスキルとは、人間的な魅力・学習・成長力、として、他者理解を基本とする対人関係能力です。チームメンバーと協働するコミュニケーション、リーダーシップ、チームワーク、周囲を元気づける力です。

一般的に、部長クラスというのは、一般社員と比較して、かなり高度なレベルが求められています。僕は、一流企業と二流企業の違いというのは、課長・部長のミドルマネジメント層の力の差が特に大きいと思います。大企業の部長クラスというのは、レベルがかなり高いです。

 アルトマークは、率直に言って、問題と課題の違いが分かっていない、課題形成ができるレベルに無い、問題解決力などが、全般的に不足しているように感じてます。


「リーダーとして信頼される要件」 (あとで、紹介する本にありました)を少し僕なりに手直ししてみました:

□仕事の能力、知識、技術がある。

□仕事に対して信念、情熱がある。

□掲げた目標にまい進、努力して結果を出す。

□部下の話をよく聴く。

□問題が発生した時の責任感、対処力、解決能力。

□決断力、判断が的確。

□コミュニケーション力があり、情報操作・情報ブロックをしない。情報開示・報告連絡相談が適切。

□部下を育て、適切な支援をする。

□組織的思考、組織的行動ができること。

□本質を見いだす力。問題点を因数分解、分析・解析する力。

□指示・指揮が明確で、曖昧さがない。

□実行力がある。やると言ったことをやる。


ベンチャー企業は、一流の大企業と違って、部長や課長を育てる、レベルアップするという意識と経営資源の配分が少なかったのが現状です。課長・部長・役員の方には、一般企業とのレベルの違いを意識していただき、これから、たゆまぬ自己開発、自己成長によって、会社を引っ張って行ってほしいと心から願っています。

 会社が数億レベルから30億、さらには50億に成長するには、役員・部長・課長のマネジメント力の向上が必須条件です。

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役員、部長、課長、これからマネジメントクラス入りを目指す若手に・・・・

株式会社 実務教育出版 新リーダーシリーズ は、簡単な内容でお勧めです。

新リーダーへ!「これが1つ上の仕事のやり方です」 澤田淳氏著。


コンプレックスと不安

コンプレックスや不安って、ありますか?

そりゃー、ありますよね。

これが、無いと言う人がいたら、それは不幸なこと、残念なことだと思います。

でも、有るからと言っても、上手く活かしきれていない人が多いように思えます。

僕は、このコンプレックスや不安があるからこそ、人は刺激され、成長し、アイデンティティを確立するきっかけとなるのだと信じています。

しかし、その一方で、コンプレックスや不安によって、人は社会や自分から逃避し、自分を見失い、時には他人を攻撃して蹴散らし自分が優位になったと錯覚している人もいます。


一人一人の、心のなかでのちょっとした「気持ちの持ち方」の違い、ほんのちょっとした励ましや、気づき、目標が見えるかどうかで、コンプレックスや不安が「吉」となるか「凶」となるかの分かれ道になるのでしょう。

僕が、中学から親元離れて海外に留学し、語学を学び、医学部を目指し、医師になり、医療ビジネスを目指すようになったのは、きっかけの根底にはコンプレックスと不安がありました。

華僑の三代目に生まれた自分は、小学校の6年の時に、親から国籍などの問題で一流企業ではトップまで行けない、就職では不利であることを早々と宣告され(?)、どんな国でも、必要とされる人間になる必要性を感じました。そこで、語学、国際感覚、そして技術や資格を取る方向性を目指しました。

一人寂しく親元を離れて生活していた自分は、自分の将来は自分が責任をとるしかないことを実感して、自分の将来のためには、その時にできることは目の前にある勉強しか無いと覚悟し、夜中まで勉強をしました。

大学に入ったら、秀才が多い同級生のなかで、勉強ができない自分がまたコンプレックスに。

医師になってからも、医療ビジネスを始めてからも、そして、今も、、、、何かを達成しても、また、次から次へと、コンプレックスや不安、自信が持てないことが生じたり、露出します。目標を立てて、それが実現されると、自分のなかで満足感が当然生じてしまい、「無風状態」「真空状態」のような状況になることがあります。そう言った時は、新たに自分の存在を上位のレベルで再定義して大義を自分で設定したり、ロールモデルを見つけたり、環境を変えたり、して新たなるコンプレックスや不安を意図的に作るように心がけています。

ソフトバンクの孫さんが、もし、モデルのような格好良い人であったら、名門一族の出身であったら、今のソフトバンクは無いでしょう(孫さん、ごめんなさい。。。。)

モデルのように格好良く、自分を律し、勉強してコロンビア大、ハーバードで学んだ元僕の部下だった平岳大くん(平幹二郎さんと佐久間良子さんのご子息)に聞いたことがあります。「なんで、そんなに頑張って来れたの?」。両親が有名人で、どこに行っても有名人の息子だと指を指されるのがコンプレックスで、誰も自分のことをしらない米国で勉強したいと、15才の時に単身米国に留学したそうです(現在、平くんは、俳優として活躍中)。

今までに出会った一流の人の多くは、人よりも何倍もの努力をしています。そして、何か、継続的に努力するパワーの源としてのコンプレックスを持っている人がほとんどです。いじめられたから格闘家になったとか、親が無学だったから学者になったとか、一流学校でないからコンプレックスで人一倍働いたとか、体系にコンプレックスがあったからファッションセンスでカバーしてスタイリストになったとか、、、、、、、一流になって人にあうと、その人の頑張ってこられた「ドライバー」は何か、興味があるので、自然と聞くようにしています。。。。みんな悩みや不安、コンプレックスが「種」になっていることが多いです。

コンプレックスと不安がなくなった時に、成長が無くなってしまうのでしょう。


最近、不安が強くなりすぎ、精神的に「折れてしまう人」が、世の中で増えているようです。僕も、不安をバネに戦うのと、不安によって押しつぶされるのは、紙一重の時がありました。

そういう時は、あまり自分に過度な期待をしないように自分に言い聞かせます。

戦争中や、もっと辛い状況下にある人達がいるなかで、こんな悩みで折れていたら申し訳ないと思うようにしています。多くの悩みは、人類全体から見ると、しょせん、贅沢な悩みだと思います。

それと、「ここまで来ただけでもう十分だ、これからは、ボーナス。できるだけ頑張るだけで良いと」。

不安は筋トレと同じで、徐々に負荷をあげて、体力、筋力を少しずつつけていかないといけないのでしょうね。

僕は、経営者、管理職でとても重要なことが、心の体力、丈夫さだと思います。


ある本に書いていました。

「人生で一番の不安は、無駄な一生を過ごすこと」だと。

そこそこ手を抜いて仕事をして、会社での保身に力を入れ、平均的な報酬をもらって、情熱的に頑張っている奴はバカだと批評し、自分は世渡り上手だと自信を持ち、精一杯頑張ったという実感が無いなかで、引退してから、平均寿命で、誰からも忘れられるような人生。。。。僕にとって、一番の不安は、無駄な時間、無駄な人生を過ごすことです。不安があれば、今の仕事を精一杯力を入れて、精一杯やり尽くすことだと思います。情熱を持って仕事に取り組むこと、情熱を持って生きることだと思います。不安は逃げれば逃げるほど、死ぬまでの間、どんどん大きくなって来て、結局逃げることができません。不安の一番の対応策は、今を懸命に生きることなのでしょう。

周りで、一生懸命生きていない人を見ると、どうしても、不思議に思えます、「何故、不安で無いのかな~と」。

僕は、次から次へとコンプレックスと不安が、、、、

・・・まだまだ成長の余地有りって、ことでしょうか?!(笑)

独立自尊

福澤諭吉先生の代表的な言葉であり、慶應義塾で学んだ人間は、良く耳にする四字熟語です。

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お恥ずかしながら、学生時代は勿論のこと、社会人になってからも、あまり、この言葉の深い意味を考えたことも無く、また、ぴぃ~んと来ませんでした。

40才を越したあたりから、自分のスキルや、人脈、その他リソースで、何とか独立系でやって行けるかどうか、、、なんとなく自覚するようになってからでしょうか、、、それと、伸びる人と伸びない人を見比べて、独立自尊の意味を考えるようになりました。


この「独立」は、特に会社を辞めてとか、個人プレーに走ったり、他人と協調しないというのではなく、

「自ら選択権を持つこと」「自分の信念に反することに妥協したり、コントロールされず、自由に生きること」「自立心を持ち、自負心、自尊心を持つこと」だと理解しています。


会社自体も独立自尊でなければいけないと思います。

お客様から下請け的な関係、従属的な関係になると、いけませんし、ある特定の顧客や商品にのみに売上を依存するのもあまり好ましい状況ではないように思います。

理不尽な要求、法令遵守で無かったり、不公平な取引に対して、断る勇気や決断ができるのも、独立自尊だと思います。

お客様と我々は、Win-Winのパートナーであるべきであり、付加価値の少ない、見下されるような下請けとして甘んじたくはありません。


個人としても、会社に勤めていながらも、独立自尊の精神は必要だと思います。

会社の方針や方向性が自分の望むところと違っていたら、辞める選択肢を自分サイドに主導権があるべきだと思います。辞める勇気が持てるのには、自分の仕事に自信があり、辞めても生活していける、他で勤務できるだけの自負がある人です。

僕は、昔から、自分の会社に勤める社員に、「いつでも辞められるぐらい実力を早くつけろ」、「本当の一人前になれ」と言っています。もちろん、辞めてほしい、離れてほしいから言っているのではなく、力をつけてほしいからです。

辞められるぐらいの実力があってこそ、自尊心、自負心があり、良い仕事ができる一人前なのだと思います。その上で、自分の理想、自分の目標を達成(自己実現)するのには、今のこの会社、このチームにいるのが、一番自分にとってベストな選択肢だと思えるのが、理想な関係・対等な関係なのだと思います。こういう人って、プロフェッショナル意識が強く、会社(すなわち社会や顧客)が必要とするスキルやマインドがあり、人材市場で人気がありますので、概ね報酬が高いです。もっとも貴重な「人財」です。

本当に「出来る人」は、仕事の難しさ・深さを知っているので、謙虚で素直、チームワークを大事にする傾向にあると感じます。野球でいうと、ワールドベースボールクラシックでのイチロー選手のようなチームリーダーです。

会社組織に勤めていながらも、ベンチャー企業の一国一城の主のように、自分の部門を「独立した事業体として」想像しながら、真剣に運営すると、実に学ぶことも多いはずです。いつか、機会があれば、独立しても良いと思います。会社や取引先、投資家から出資金を募って、ベンチャー企業を起こすことも、可能です。

アルトマークは、IPO後、子会社を作ったり、M&Aをして事業分野を拡大するはずですから、その時にぜひ社長として立候補してください。

僕の夢の一つに独立自尊の人をどんどん輩出し、将来の日本の医療ビジネス分野の一大登竜門、学校のように、多くの人材を輩出して、医療産業を人材面で発展させるということがあります。いつか、日本IBMや、リクルート、など多くの人材を輩出している会社のようにアルトマークが貢献する時代がきっと来ると信じています。

8.14.2009

ノミの法則

今日、ある社員と話しをしていて、この蚤の法則を思い出しました。「蚤(ノミ)のガラスの天井」の話です。
蚤って、自分のカラダの数十倍もの高さを飛べるそうです。
コップのなかに、蚤を入れると、ぴょーん、ぴょーん、とコップの外に自由に、元気に、飛び出してしまいます。
でも、このコップの上に、ガラス板を置いて、天井を作ると、、、
蚤は、ガラスの天井にカラダがあたり、何度も飛んで体当たりを繰り返して、、、しまいには、ガラスのちょっと手前で「寸止め」して、諦めて、ガラスに体当たりしなくなります・・・・・
数日後、ガラスを外しますと。。。。蚤は、ガラスがもう取り除かれているにも関わらず、天井があった高さ以上を飛ぼうとしません。
このコップを飛び出して、自由になる力と機会があるのに、障壁があると信じてしまっていて、飛び出すことができません。

何度もトライしたけど、ダメだったから・・・・
でも、意外と、その障害となっている壁は無くなっているかもしれません。その障害は、自分のなかの「思いこみ」であるかもしません。または、すでに状況は変化してきており、障害を取り除く工夫が今ならできるのでは?本当に、やり尽くしていますか?全力で飛んだ?
諦めないで、もう一度、全力で飛んでみると、実は、楽々飛び出すことができるかもしれません。
壁を取り除いたり、または、壁の一部に穴を開けるサポートをするのが、経営者やリーダーの仕事なのかもしれないと感じました(今日の僕の学びです)。

僕も、今まで諦めていたことを、もう一度、トライしようと思う気持ちになりました。

ところで、この蚤の話を思い出すきっかけをくれた社員は、この話を聞いて、「壁が無くなっていたのに諦めて飛ばなかった自分自身にとても腹が立ち、胃が痛くなる思い、悔しい思いをした」、とのことでした。
その悔しさを感じれた、ということは、きっと、とても良い気づきになったことでしょう。
これから、ずーと、蚤の天井の話を思い出せますので。
もう、明日からは、きっと、ぴょんぴょんと、飛んでいることだと思います。

8.11.2009

スーパーカミオカンデを準備していますか?

ノーベル物理賞受賞者の小柴 昌俊(こしば まさとし)さんが、テレビのインタビューで:
「運が良いなんてありえない、チャンスは周到な準備をしたものだけにやってくる」という話をしていたのを、よく思い出します。
とても、感動しました。
2002年「天体物理学とくに宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献」によりノーベル物理学賞を受賞しましたが、その研究というは、ニュートリノを、開発したスーバーカミオカンデで検出するというものです。
ニュートリノを「たまたま」検出するなんて、なんとラッキーなのか、、、、インタビュアーに言われて、反論したのが、この「運が良いなんてありえない。。。。チャンスは周到な準備をしたものに・・・・」という言葉です。
小柴さん曰く、ニュートリノが降ってくるのは、多くの人が分かっていた。その粒子は、地球上どこにでも、みんなの周りにフェアに降って来ています、でも、それを検出する装置を実際に作って、その粒子をキャッチし、長年待ち続けていたのは僕たちだけだった・・・この言葉にとても心にじーんと来ました。
研究でも、ビジネスでも、人生でも、すべて、同じことが言えると思います。
来ると分かっていても、それに対して準備している人というのは、1/100(100人に一人の割合)、または、1/1000、または、1/10000です。さらに、継続できるのは、さらに1/100、1/1000、1/10000・・・・、素晴らしい仮説があっても、それが実証されるまでには、1/1億、または、それ以上の確率になるのは、実行と継続に鍵があるように思えます。
器を実際に準備した人にだけが、チャンスがあります。宝くじを買わなくして、当たることを期待しても無駄です。
多くの人は、羨ましがるだけで、行動を起こしません。

宇宙から、または、未来から降ってくるチャンスという粒子を、器を用意できているかどうか、チャンスを見極めてキャッチできるかどうか・・・・

自分のなかに、「スーパーカミオカンデ」を用意するイメージを大事にしたいです!
ニュートリノのようにチャンスは、誰にも、同じように降って来ています。
ビジネスのチャンス、人生のチャンスの粒子をきっちりとキャッチ(つかむ)するカミオカンデの準備を!!
チャンスは「準備しない人」には、いくら待っていてもやって来ない、、、、当たり前のことなのですが、意外と「なるほど」と思います。

小柴さんが考案した、巨大な検出施設、「スーパーカミオカンデ」

8.10.2009

ヤンママ


母は、神戸に住んでいますが、一年に数回、上京してきます。
僕も、「いちおう」、一人住まいなので、温泉や、大相撲や、どこか旅行に行く時に誘ってみるようにしています。
なかなか、年寄りだけでは、体験できないところに行ったり、有名人と会ったりできると、オフクロは、「長生きしていると、ありがたい、ありがたい、、、」と言って、喜んで誘いにのってくれます。

独身になり、怪我の功名というか、なんというか、、、母を誘うことが増え・・・・、親孝行の機会が増えています(^^)

母は、84才ですが、まぁ、足腰と頭がしっかりしていて。
自分の母を褒めるのも、なんですが、、、、しっかり、しているんですよ。
とてもロジカルに思考し、カンが鋭く、本質を見極め、そして、理解力があって。
ビジネスの話や政治の話をしても、どうせ分からないだろうと最初は思って、説明していくうちに。。。。良い質問が帰ってくるので、受け答えしていると、・・・・あっ、この人、理解している!、、、ということが分かってきます。
何が、カラダと頭、心の健康のもとなのか?
見ていると、鍵は、素直さだと思います。
テレビや新聞、雑誌で、健康法や食事などの記事があると、切り抜きをして、そして実行してみる。
健康法は、詳しいですよ。
人のいうこと、特にプロのいうことを、素直に良く聞きます。
80才を越えても、息子や孫を訪ねて、シンガポール、オーストラリア、東京と、飛び回る母は、すごいと思います。
僕は、人との接し方、学ぶ大切さ、忍耐、信仰心、前向きな考え方、感謝の気持ちを持つこと、危機管理など、、、母から教わったこと、学んだこと、影響が大きいように思えます。
ザ・グレート・マザー!
尊敬しています。
今夜、山田優ちゃんママと一緒に食事に行った時に。。。。


ヤン・ママ(左)と優・ママ

8.09.2009

北海道で休暇

年に数回は、北海道旅行に行きます。
毎年、冬は、サホロか、ニセコにスキーに。
そして、夏も帯広を中心として、そこから、釧路や摩周湖、知床など道東をまわったり、今回のようにトマムやサホロ、富良野、然別湖をまわったり。
帯広には、知人が何人かいて、その知人の会社が主催の音楽コンサートやゴルフコンサートが毎年あり、ほとんど毎年、もう10年近くきています。
北海道のなかでも、特に帯広には、十数回来ているかも。
厳冬のイメージがありますが、本州から行っても、防寒具を十分に準備しているからか、暖房設備のおかげか、そんなに寒くはありませんし、夏は、湿度も高くなく、過ごしやすいです。
北海道の自然には、本当に癒されます。
でも、夏の北海道には、特に運転をしていると、ちょっと複雑な気持ちが。。。。
僕の親友が、4年前の北海道旅行で、女満別空港の近くの十字路での交通事故で亡くなりました。
夏の北海道に来ると、いつも、そのことを思い出します。

8.08.2009

独立自尊

福澤諭吉先生の代表的な言葉であり、慶應義塾で学んだ人間は、良く耳にする四字熟語です。
お恥ずかしながら、学生時代は勿論のこと、社会人になってからも、あまり、この言葉の深い意味を考えたことも無く、また、ぴぃ~んと来ませんでした。
40才を越したあたりから、自分のスキルや、人脈、その他リソースで、何とか独立系でやって行けるかどうか、、、なんとなく自覚するようになってからでしょうか、、、それと、伸びる人と伸びない人を見比べて、独立自尊の意味を考えるようになりました。

この「独立」は、特に会社を辞めてとか、個人プレーに走ったり、他人と協調しないというのではなく、
「自ら選択権を持つこと」「自分の信念に反することに妥協したり、コントロールされず、自由に生きること」「自立心を持ち、自負心、自尊心を持つこと」だと理解しています。

会社自体も独立自尊でなければいけないと思います。
お客様から下請け的な関係、従属的な関係になると、いけませんし、ある特定の顧客や商品にのみに売上を依存するのもあまり好ましい状況ではないように思います。
理不尽な要求、法令遵守で無かったり、不公平な取引に対して、断る勇気や決断ができるのも、独立自尊だと思います。
お客様と我々は、Win-Winのパートナーであるべきであり、付加価値の少ない、見下されるような下請けとして甘んじたくはありません。

個人としても、会社に勤めていながらも、独立自尊の精神は必要だと思います。
会社の方針や方向性が自分の望むところと違っていたら、辞める選択肢を自分サイドに主導権があるべきだと思います。辞める勇気が持てるのには、自分の仕事に自信があり、辞めても生活していける、他で勤務できるだけの自負がある人です。
僕は、昔から、自分の会社に勤める社員に、「いつでも辞められるぐらい実力を早くつけろ」、「本当の一人前になれ」と言っています。もちろん、辞めてほしい、離れてほしいから言っているのではなく、力をつけてほしいからです。
辞められるぐらいの実力があってこそ、自尊心、自負心があり、良い仕事ができる一人前なのだと思います。その上で、自分の理想、自分の目標を達成(自己実現)するのには、今のこの会社、このチームにいるのが、一番自分にとってベストな選択肢だと思えるのが、理想な関係・対等な関係なのだと思います。こういう人って、プロフェッショナル意識が強く、会社(すなわち社会や顧客)が必要とするスキルやマインドがあり、人材市場で人気がありますので、概ね報酬が高いです。もっとも貴重な「人財」です。
本当に「出来る人」は、仕事の難しさ・深さを知っているので、謙虚で素直、チームワークを大事にする傾向にあると感じます。野球でいうと、ワールドベースボールクラシックでのイチロー選手のようなチームリーダーです。
会社組織に勤めていながらも、ベンチャー企業の一国一城の主のように、自分の部門を「独立した事業体として」想像しながら、真剣に運営すると、実に学ぶことも多いはずです。いつか、機会があれば、独立しても良いと思います。会社や取引先、投資家から出資金を募って、ベンチャー企業を起こすことも、可能です。
アルトマークは、IPO後、子会社を作ったり、M&Aをして事業分野を拡大するはずですから、その時にぜひ社長として立候補してください。
僕の夢の一つに独立自尊の人をどんどん輩出し、将来の日本の医療ビジネス分野の一大登竜門、学校のように、多くの人材を輩出して、医療産業を人材面で発展させるということがあります。いつか、日本IBMや、リクルート、など多くの人材を輩出している会社のようにアルトマークが貢献する時代がきっと来ると信じています。

北海道

年に数回は、北海道旅行に行きます。

毎年、冬は、サホロか、ニセコにスキーに。

そして、夏も帯広を中心として、そこから、釧路や摩周湖、知床など道東をまわったり、今回のようにトマムやサホロ、富良野、然別湖をまわったり。

帯広には、知人が何人かいて、その知人の会社が主催の音楽コンサートやゴルフコンサートが毎年あり、ほとんど毎年、もう10年近くきています。

北海道のなかでも、特に帯広には、十数回来ているかも。

厳冬のイメージがありますが、本州から行っても、防寒具を十分に準備しているからか、暖房設備のおかげか、そんなに寒くはありませんし、夏は、湿度も高くなく、過ごしやすいです。

北海道の自然には、本当に癒されます。

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でも、夏の北海道には、特に運転をしていると、ちょっと複雑な気持ちが。。。。

4年前の夏、僕の親友が、北海道旅行中に、交通事故で亡くなりました。

夏の北海道に来ると、いつも、そのことを思い出します。

r0012655帯広のトウモロコシ畑

8.06.2009

味覚

僕は、美味しいものをいただくのが、好きで、そして、作るのも好きです。

僕のお爺ちゃんは、僕が生まれた時にはもう他界していましたが、ドイツ料理のシェフだったそうです。その影響もあるのか、父も味に対して繊細で、美食家でした。僕もその影響があったのか、小さいころに食べた美味しいものが、今でも懐かしく思い出します。

今、食べる美味しいと思う「味」って、結局のところ、過去に味わった味の記憶と、瞬間、瞬間食べている味の比較なんだと思います。

子供の発育上から考えて、12才以下、小学生のあたりまでに、いろいろな感覚器の発達がなされます。小学生までの間に、良い音楽、良い絵、良い言葉、良い味、良い感性、良い刺激を与えてあげることがとても重要に思います。12才までに、化学調味料が多い食事、ファーストフード、お菓子類、などをあまり食べ過ぎると、味覚の味蕾が発達しないのと、破壊されてしまっているようにも思います。

いろいろな方と、お食事をご一緒させていただく機会がありますが、美味しい料理に感動される方、食通の方は、二つのタイプがあることに気付きました。一つは、田舎育ちで、美味しい食材が豊富な地元で、素材の美味しさを自然と学んだひと。もう一つは、親が食通で、御母様が化学調味料を使わないポリシーだったひと。

食べるのが好きで、数年前から西麻布にある和食の名店「分とく山」の野崎洋光料理長の料理教室に通っています(今、ちょっと時間がとれずに数ヶ月お休み中です・・・・・涙)。今、東京で最も予約が取れない和食の人気店です。

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「分とく山」は懐石料理や京料理などのお堅い料理と違い、その基本は「郷土料理」「お袋の味」です。伝統的な日本料理の本質を大切にしながら、常に新しい発想で、新しい食材、新しい調理方法にチェレンジされています。また、旧来の日本料理を否定したヌーベル・キュイジーヌのような奇を狙ったものではなく、日本料理の本流としての進化を感じさせてくれます。本当の伝統とは、基本を大事にしながら時代に合わせて「変化」させることだと悟らされてくれました。

野崎さんの料理を食べ、教室で教えをいただくようになってから、「淡味」の喜びを感じることができるようになって来ました。料理の主役は素材であり、出し汁や調味料は裏方なんだと、当たり前のことを気付かせてもらえました。

調理は素材本来の味を引き出す手段にすぎない。素材の旬、良し悪し、組合せを熟知しなければ本当に素材を生かすことはできないのだと。

野崎さんは「引き算の料理」と言います。それは素材から出るうまみのぶん、出し汁を差し引いてうまみのバランスを整え、調理量は最小限にとどめなければならないと。。。。僕は、ついつい味をどんどん複雑に、濃く、厚化粧してしまいがちでした。。。

良い出し汁は、スーッと喉を通りすぎ、お腹の底からうまさを感じます。喉、食道、胃と、なんの引っかかりも違和感もなく流れていくような感覚を実感できます。きっと、塩分の濃度も、最適であり、カラダに負担がかからないのでしょう。

本当に美味しい料理って、舌で美味しいと感じるのではなく、カラダが「あ~、美味しい」と感じるものだとと気付かされます。それって、きっと、カラダがほしい、必要としている栄養素、無理の無い濃度や形態なのだと思います。スーパーで食材を選んでいる時にも、何が食べたいか?というを、カラダが何を欲しているか?とカラダ聴くようにしています。


一流の方から学ぶと、何事も、自分の専門分野、自分の職業にも応用することができると思っています。

ビジネスプランを書く時、僕はついつい「濃い味」になってしまいがちです。どうやって「淡味」にして、本質にフォーカスし、ブラさないか、見る人が「す~っと」納得、感じ取って、消化して、喜んでくれるか、感動してくれるか、、、、

医療ビジネスの基本をしっかりと押さえながら、どうやって、進化させていくか。変えて良いものと、変えてはいけないものは、どこか?世の変化をどう読み取り、先取りするか?新しい味をどう開発するか?

味も、ビジネスも、まだ、まだ課題が多いことを実感させられます(笑)。