8.14.2009

ノミの法則

今日、ある社員と話しをしていて、この蚤の法則を思い出しました。「蚤(ノミ)のガラスの天井」の話です。
蚤って、自分のカラダの数十倍もの高さを飛べるそうです。
コップのなかに、蚤を入れると、ぴょーん、ぴょーん、とコップの外に自由に、元気に、飛び出してしまいます。
でも、このコップの上に、ガラス板を置いて、天井を作ると、、、
蚤は、ガラスの天井にカラダがあたり、何度も飛んで体当たりを繰り返して、、、しまいには、ガラスのちょっと手前で「寸止め」して、諦めて、ガラスに体当たりしなくなります・・・・・
数日後、ガラスを外しますと。。。。蚤は、ガラスがもう取り除かれているにも関わらず、天井があった高さ以上を飛ぼうとしません。
このコップを飛び出して、自由になる力と機会があるのに、障壁があると信じてしまっていて、飛び出すことができません。

何度もトライしたけど、ダメだったから・・・・
でも、意外と、その障害となっている壁は無くなっているかもしれません。その障害は、自分のなかの「思いこみ」であるかもしません。または、すでに状況は変化してきており、障害を取り除く工夫が今ならできるのでは?本当に、やり尽くしていますか?全力で飛んだ?
諦めないで、もう一度、全力で飛んでみると、実は、楽々飛び出すことができるかもしれません。
壁を取り除いたり、または、壁の一部に穴を開けるサポートをするのが、経営者やリーダーの仕事なのかもしれないと感じました(今日の僕の学びです)。

僕も、今まで諦めていたことを、もう一度、トライしようと思う気持ちになりました。

ところで、この蚤の話を思い出すきっかけをくれた社員は、この話を聞いて、「壁が無くなっていたのに諦めて飛ばなかった自分自身にとても腹が立ち、胃が痛くなる思い、悔しい思いをした」、とのことでした。
その悔しさを感じれた、ということは、きっと、とても良い気づきになったことでしょう。
これから、ずーと、蚤の天井の話を思い出せますので。
もう、明日からは、きっと、ぴょんぴょんと、飛んでいることだと思います。

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