人間関係で、とても重要なことが、「頼る・頼りにされる」「必要とする・必要とされる」ということだと思います。この基本に、お恥ずかしながら、気付くまでに多くの失敗を仕事面、個人生活の面でして来たように思えます。
知り合いのクリニックの看護師さんは、本当に前向きな気持ちで仕事に励み、一歩先を読むチカラ、勉強も熱心、仕事に対する熱意もあり、患者にも優しく、、、とても幸せそうに仕事に取り組んでいます。彼女が勤め始めた3年ほど前までは、本当に”普通の感じ”=言われたことをやる、期待以内のことはやる。しかし、プラスアルファ、工夫や期待以上のことを自主的に取り組むことは、ありませんでした。
しかし、この1年ほどで、見る見る、実力、行動、考え、マインド、姿勢に変化が見られました。それは、職場のみんながそれを認めています。「すごく仕事ができるようになった。表情が変わった」と。
数日前、彼女に聞いてみました、「何が、あなたをこのように変化させたのか?」。
彼女の答えは、「みんなから頼りにされるようになり、それに応えているうちに、やり甲斐を感じるようになった」と、すごく明快な答えでした。なるほど。
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人から頼りにされると→自然とそれに応えようとして、頑張る、工夫する、もっと良くしようとする→努力の過程と成果を認めてもらう→喜んでもらう→褒めてもらう→自尊心・自負心、自信が生まれる→もっと、人から頼りにされる→もっと、力をつける→∞
きっかけは、「頼りにされる」ことだったんですね。
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ここから先は、ボクのプライベートな経験です。
ボクは、中学から親元を離れ、掃除洗濯食事、仕事、何でも自分でやれますし、きっと一般的な女性よりも上手に出来てしまいます。仕事もがんばり、親戚や周りから評価され。きっと、女性からすると、「頼られていない、必要とされていないのでは?」「自分がいなくてもこの人はやっていける?」という気持ちにさせるのではないでしょうか。ボクは、自らの努力と成果、自らの自信の増強とともに、周りのやる気、向上心、自信、自尊心、自負心を減退させてしまっていたのかもしれません。気付くのが遅すぎました・・・・
仕事でも、時々、自分が頑張れば頑張るほど、走れば走るほど、成果を出せば出すほど、人から距離が離れていき、孤独になるのではと、感じることがあります・・・・
上手に、周りに、パートナー達に、役割や仕事、責任を分配し、出来るプレーヤーでなく、良い指揮者にならないければならないと、注意するようになりました。でも、現実には、時々まだプレーヤーとして、周りを頼りにせず自分でやってしまう焦る自分がいます・・・・
(写真は、ヨーロッパのレストランで。。。LeicaM8で楊撮影。まるで、映画のワンシーンのように、カップルが見つめ合っていたので・・・・パシャっ 。)
得意なスキルと役割を理解するマインドを持っていてこそ、{頼る・頼れれる}、{必要とする・必要とされる}の構図が成り立つ、絶対条件でもあると思います。
仕事と家庭、両方とも難しい。。。。
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