8.16.2009

診療とICT

昨日は、久しぶりに診察をしました。

白衣を着て、患者さんと接すると、「あ~、自分は医者だったんだ~」と思い出します(笑)。最近は、ミーティングルームで過ごすことが多くて。。。。

診察をしながら、どういうところに、最近の最新のICT(インフォメーション&コミュニケーション、テクノロジー)が医療現場に活用できるか・・・???、、、という可能性について、考えるようにしています。

診療現場で、医師の仕事はまだまだICTを活用するところがあると実感しています。

そして、製薬企業や医療関連企業と、診療現場を 「結ぶこと」によって、いろいろな可能性が生まれます。

アルトマークは、医師、薬剤師、病院、クリニックと、医療関連企業を結ぶことができる、唯一の企業ではないでしょうか。


僕が、電子カルテを作るきっかけは、大学関連の病院で勤務医をしていて、診療のデータベースがあれば、どれだけ医師の仕事が助けられ、患者のためになるか?ということでした。

電子カルテを作り、それだけでは、入力するインセンティブ、メリットがなくまた、レセコンに二度入力する手間が生じるので、レセコンとの接続が必要となりました。でも、医療情報が標準化されていなかなった90年代は、各社レセコンメーカーとのレセコンとの接続はマスターの問題で実現ができず、結局自分たちで、弱小ベンチャーがレセコンまで作ることに。

そのあと、医療情報の標準化ということが、ぼくの大きなテーマのように思えるようになりました。

医療情報の標準化が進み、ウェブを使ったICTの劇的な進歩、ウェブ2.0的利用、クラウドという概念、、、、今、もう一度、夢をもう一度、大きな白いキャンバスに描いて見る時期にあるのだと実感しています。15年前に、想い描いたけど、実現できない、不可能であったことが、今、できるような気がしてきています。


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