リーダーと、一般社員の違いはどこにあるのでしょうか?
会社でサラリーマンの経験が少ない僕にとって、会社組織の仕組みというのは、とても苦手意識(これもコンプレックスや不安に近いものが・・・)があります。・・・・苦手意識があるので、本屋さんでも、会社組織に関しての本に自然と手がいきます。
先日買った本から、内容の一部をピックアップさせていただきます。
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リーダーとは、ここでは会社のマネジメント層(①トップマネジメント=社長・役員層、②ミドルマネジメント=部長・課長層、③ロアーマネジメント=係長、主任層)のことをいいます。
リーダーの基本的な役割は、5つあると思います(本では、4つですが):
(1)業務目標の達成:目標達成がリーダーの責任。
(2)職場力の強化:リーダー自身や、個々の構成員の個人の力だけでなく、職場を束ねて、チーム力を向上。
(3)部下の育成:部を育て、任せることで、リーダー自身がさらに高度な仕事に取り組める。
(4)上司の補佐:
(5)情報・気持ちの伝達: 会社全体の方向性を部員に伝え、現場の重要な情報を経営陣に上げる。
一般的に、社会人に求められるスキルは①ヒューマンスキル、②テクニカルスキル、③コンセプチュアルスキルの3つのスキルが必要です。
一般社員と比べて、リーダーは、テクニカルスキルに長じているのは、当然期待されていますが、良いリーダーとして評価されるには、コンセプチュアルスキルが特に大事です。
コンセプチュアルスキルとは、経営に関わる問題解決力。問題の本質を見極め、総合判断し、意思決定していく能力です。ローアーマネジメントでは、少なくとも最低「問題発見能力」が必須です。ミドルマネジメントクラス(部長)以上では、その問題の持つ根本的な要因、即ち課題形成、そしてその課題の解決策立案・実施・検証ができなければ、良い部長にはなれません。
そのうえで、人望の厚いリーダー、経営陣から信頼の厚いリーダーになるには、さらにヒューマンスキルが求められます。
ヒューマンスキルとは、人間的な魅力・学習・成長力、として、他者理解を基本とする対人関係能力です。チームメンバーと協働するコミュニケーション、リーダーシップ、チームワーク、周囲を元気づける力です。
一般的に、部長クラスというのは、一般社員と比較して、かなり高度なレベルが求められています。僕は、一流企業と二流企業の違いというのは、課長・部長のミドルマネジメント層の力の差が特に大きいと思います。大企業の部長クラスというのは、レベルがかなり高いです。
アルトマークは、率直に言って、問題と課題の違いが分かっていない、課題形成ができるレベルに無い、問題解決力などが、全般的に不足しているように感じてます。
「リーダーとして信頼される要件」 (あとで、紹介する本にありました)を少し僕なりに手直ししてみました:
□仕事の能力、知識、技術がある。
□仕事に対して信念、情熱がある。
□掲げた目標にまい進、努力して結果を出す。
□部下の話をよく聴く。
□問題が発生した時の責任感、対処力、解決能力。
□決断力、判断が的確。
□コミュニケーション力があり、情報操作・情報ブロックをしない。情報開示・報告連絡相談が適切。
□部下を育て、適切な支援をする。
□組織的思考、組織的行動ができること。
□本質を見いだす力。問題点を因数分解、分析・解析する力。
□指示・指揮が明確で、曖昧さがない。
□実行力がある。やると言ったことをやる。
ベンチャー企業は、一流の大企業と違って、部長や課長を育てる、レベルアップするという意識と経営資源の配分が少なかったのが現状です。課長・部長・役員の方には、一般企業とのレベルの違いを意識していただき、これから、たゆまぬ自己開発、自己成長によって、会社を引っ張って行ってほしいと心から願っています。
会社が数億レベルから30億、さらには50億に成長するには、役員・部長・課長のマネジメント力の向上が必須条件です。
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役員、部長、課長、これからマネジメントクラス入りを目指す若手に・・・・
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新リーダーへ!「これが1つ上の仕事のやり方です」 澤田淳氏著。
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