5.21.2009

プロのビジネスとアスリート

プロのビジネスマンは、アスリートと同じだと思います。

日々の練習(行動、正しいプロセス)が結果(目標の達成)を生む。

自分の今のレベルを知って(陸上でいうと、走るタイム)、次の目標を定める。目指す。

日々向上、好奇心、向上心を持つ(アスリートは戦う気力がなくなったら引退)。

良いライバル(比較)がいると成績は伸びやすい(浅田まよちゃんとキムソナのように)。

助け合う仲間だ大事(ビジネスはチームプレー。サッカーのようにアシストあってのゴール)。ビジネスは団体戦であることを認識すること。個人のスキルがいくらよくても、チームの点数に結びつかなければ結局は負けです。ゴールを自分で決めなくても、チームに貢献できれば、評価されます。また、野球のように3点攻撃でとっても、守りが悪く4点取れれば負けですからね。

その競技で成績が伸びず向いていないとしても、自分に合った競技、自分が好きな競技、自分の努力・プロセスが納得できる競技(仕事)を見つける。

良いプレーヤー(ビジネスマン)は、技術(スキル)、体力(知力、知恵、知識)以外に、気持ちや心が大事。「心技体」ですね。

そして、自分の良さを伸ばし、改善ポイントを指摘し修正のアドバイスをしてくれる、良いコーチの存在(コーチは、上司、先輩、同僚、後輩からも学べます。さらに本。そう、本も大事です)。

アスリートのバーベルで筋力がつきますが、ビジネスマンは本、プレゼン、議論、資料作成です。どれだけ努力したか、工夫したかは、結果に必ず反映します。ただ結果はリニアに上昇しないで、水面下で上がり、あるクリティカルマスを超えると「ぐーんと」伸びるような気がします。

ただ闇雲に練習すれば結果がでるなんて大間違い。その結果を得るためには、どうすれば一番達成する確率が高いか、どうすればより早く、より美しく達成できるかを考える。自分(またはチーム)の現状、強さ・弱さを分析して、強いところを生かす練習(これに8割)、弱いところの補強(これに2割)の配分も大事です(ただし、あまりにも弱さが弱すぎであれば・・・少なくとも弱さが強さの足を引っ張らない程度まで引き上げるのが大事な戦略だと思います。

スポーツもビジネスもイメージで勝負が8割り決まる。そう「イメージトレーニング=イメトレ」。仕事も、アスリートもプロセスと結果を達成した時をイメージできるかどうか、極めて極めて大事なことです。ゴルフって、ビデオ見ているだけでもスコアが伸びるっていいますよね。そのプロセスも幾通りも、最悪のケース、一番上手くいったケース。Yesを前提としたNoのシナリオをどれだけ想定できるか、がポイントだと思います(失敗してから、いつも、シナリオが少なすぎたと反省)。
囲碁もそんなかんじでしょうね。
先手先手をうつ、相手の出方を2歩、3歩、4歩、5歩、、、先を考える。そして、次を打つ。

上手くいなかった時、ダメージを負った時に、見ているかも。

怪我をしたら、無理をしないで休養する。ビジネスマンも、アスリートも、体と心が資本、調子が悪い時は練習のペースを落とす。

アスリートが実力をオリンピックなど試合で出せるかどうか、ビジネスマンが成果をだせるかどうか、実力以上の成果を出すひともいます。・・・そう、運だと思います。
神様からの応援も最後は大事。その人、そのビジネス、その会社が成功するのは、神様的にはきっと、そうさせたい理由があるのではないかと思います。
大義を持って、エゴを捨てるって、ダイジなんじゃないかな~なんて?思ったりしています。

(会社の社長ブログから一部転載)